御幸小ダンボールコンポストに挑戦 [学校での取り組み]
★御幸小学校でダンボールコンポストに挑戦 ★(2013.11月~2014.1月) 2014.1.8 A.H.記
川崎市幸区の御幸小学校5年生が総合学習で地球環境温暖化防止「御幸エコランド」という名称で 水や自然エネルギーや生ごみなど 色々な授業を受け、その中から1つを選んで研究発表をするというものです。その1つがダンボールコンポスト授業で私たちの会に依頼が来ました。
●取組5年生全員へのプレゼン授業
11月5日に5年生全員に動物や植物は死んだら最後には微生物の働きで土に還るという話から、生ごみも燃やしてCO2を出したりせずに、土に還すという循環の授業をしました。
●選択した10人にスタート授業
その授業で、「環境に良い」、「おもしろそう」と生ごみのリサイクルに興味を持った児童10人と有志の先生で、11月22日にダンボールコンポストのスタート授業をしました。
児童が5名ずつ2班、先生が1班で合計3班です。持参した生ごみをダンボールに入れて観察しました。11月5日に見た活性中のダンボールコンポストとの違いに、「パサパサ、冷たい、温かくなるの?」と心配そうです。いつもの講習内容に、生ごみは捨てずに全部持ってくるように伝え、スタート授業を終えました。
●11/22~12/20まで生ごみ投入: 週1回程度サポート
幸区のサポーターの方々に、時々朝来校して子どもたちと一緒にかき混ぜたり指導していただきながら、12月13日には天地返しをしました。生ゴミがゴロゴロといっぱいだったのが、天地返しでふかふかになり、また気持ちよく微生物が働けるねと期待している様子のこどもたちでした。
●まとめの授業
12月19日には、スタートしてもうすぐ1カ月、投入終了が近いので、まとめの授業をしました。「スタートの時の基材と生ごみを入れた今のでは、どう違う?」「ごみは何㎏入れた?」「最高温度は?」「CO2をどの位削減したの?」などを確認しました。
感想では、「成功した」、「家のごみが減量した」、「おもしろかった」、等肯定的なものが多く出ました。使い道については、有志での取組のため、学校全体で使う予定はなく、今後検討するそうです。
●1/7~1/20まで熟成のための手入れ: 週1回程度サポート
冬休み中はそのままにして、1月7日より生ごみはもう入れませんが、熟成のため 毎朝かき混ぜます。1月20日まで継続し、完了する予定です。
1/7冬休み明け朝の様子:
・全体に、内容物は、分解状態が良好。
・「先生のひみつ」と「ダンボーなみさん」は、まだ白カビがでており全体に水分が有る感じでした。
・「進撃こコンポスト」は少々乾燥気味で、500ccぐらい水分を入れかき混ぜました。
こどもたちに3箱の状況と明日からの作業(水分観察しながらかき混ぜる)を伝えました。
●1/23(木)1時半から発表
5年生全グループが研究成果発表をします。
ダンボールチームはどんなふうにまとめるのでしょうか? 楽しみです。
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