中原生活環境事業所の「出前ごみスクール」を見学しました。 [廃棄物ごみ減量]
★★中原生活環境事業所の「出前ごみスクール」を見学しました★★
日時:11月24日(木)3・4時限(90分)
対象:川崎市立東住吉小学校4年生 2学級
講師:中原生活環境事業所職員8名
(Y.N記)
以前から生活環境事業所の方が小学校にゴミ分別の出前授業を行っていることは知っていました。機会があれば同じごみ関連の活動をしているので、一度見学させていただきたいと思っていました。たまたま、今年の中原生活環境事業所での職員対象の生ごみリサイクル講座を担当したことがきっかけで、見学させていただける機会が得られました。
当日は、学校に着くとすでに体育館の3方の壁際に、ごみを分別するかごが8個ずつ6組並べられていました。4年生2学級の児童が体育館に入り、あいさつをすませると川崎市のごみについて、パワーポイントでの説明を30分聞きました。クイズがあったり、楽しみながら学べる内容でした。
学習した後は、実際に6グループに分かれてのごみの分別ゲームでした。大きなポリ袋に入った色々なごみをグループで相談しながら、「プラスチック製容器包装」「ミックスペーパー」「粗大ごみ(有料)」「使用済み乾電池」「小物金属」「空きびん」「空きかん・ペットボトル」「普通ごみ」に分けていきます。6グループどこが早く分けられるかの競争でした。早く終わったところから順位がつけられていきました。
そして、各グループ担当の職員と答えあわせをし、間違っていた数でもまた、順位がつきました。一つ間違えるたびに−1点となりましたが、どのグループも多く間違えるところはなく、東住吉小学校の4年生は、ごみの分別をよく知っていて驚きました。
分別ゲームが終わるとトイレ休憩の後、体育館横に止められたごみ収集車の見学でした。前後は普通のごみ収集車ですが、違うのは真横から中が見えるように改造されたスケルトン車でした。児童ひとりずつ用意された大きなゴミ袋を直接ごみ収集車に投入し、横にまわると入れたゴミ袋が投入口から前に押されていくのが見えました。全員が入れ終わると、投入口が閉められ、荷台が上がり、ごみ焼却場で行われるようにごみがすべてごみ収集車の投入口から排出されました。
また、スケルトンごみ収集車の近くには、アルミ缶やペットボトルなどの原料や回収されてリサイクルされた後の原料なども展示されていました。最後の質疑応答では、時間が足りないほどたくさんの質問が出ていました。
びんの分別で中身が飲食可能なものはびん回収に出せるが、化粧品など飲食以外のびんは普通ごみになるのは、ガラスの熔解温度が異なるためということや、傘や針金ハンガーは小物金属で出せるが、突っ張り棒は、30cm以上のものは粗大ごみになるなど、大人でも勉強になることが多々ありました。小学生だけでなく、大人も見学の機会がより多くあるといいのにと思いました。
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