「平和と生活のつどい」田中優講演 [地球温暖化防止]
「平和と生活のつどい」
“地球温暖化・・・今、私たちにできることを一緒に考えよう」参加報告
日時: 11/10(土)10:00~12:30
場所:武蔵小杉駅 ユニオンビル
内容:第1部 基調講演 田中優 氏
「地球温暖化・・・今、世界で何がおきているか、地球の中で何ができるのか」
第2部 各グループに分かれて、参加団体からの活動報告など話し合い
主催: かわさき生活クラブ生協、川崎市職員労働組合、
教職員組合、川崎地方自治センター、神奈川ネットワーク運動川崎ブロックなど
参加: amanoe2k,aa,kk(報告者),ik(報告者)
詳細は 後日追記しますが、
田中 優さんの本「地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか」を
読むほうが 早いです。講演を聞けなかった皆さん、是非読んでみて下さい。
未来バンク理事長であり、坂本龍一さんや小林武史さん、
ミスチルの櫻井和寿さんなどが立ちあげたap bankの監事でもあり、
江戸川区で足温ネットを立ち上げ草の根から実践している田中 優さんの
「地球温暖化について」の講演は 実に衝撃的でした。
参加者2人からの感想を紹介いたします。
<aaさんより>
昨日は雨にも負けない、良い講演会でした。
まだ、全然田中さんの言っていたことを、消化できてはいないと思いますが、
「省エネ動機」を多くの人に植え付ける、すごい魅力、いや、技術、
センスなんだろう・・・を持った人なのですね。
多分、多くの人が嫌いな、明らかな効果が現れないところの、「努力と忍耐」でなく,
「お得感」、を、数字を出して(コレをすると,アナタはいくら得して、
同時に、地球に対して、こんなに良い事になる)話しをされる。
そして地球の行く先の危うさを、絶望ぎりぎりと、いまならまにあうという両方を
上手に振りながら、はなされて、聞いている人に、それぞれの人の立ち位置から、
何かを始めさせる気持ちにさせる。そんな私にとって実り多い講演会でした。
<ikさんより>
田中優さんの講演、一言で「面白かった」です。
声のトーン、話すリズムがとても良く、難しいであろう内容が心地よく入ってきました。
その中で印象に残ったのは、「戦争に反対しない環境運動は、目的を達成できない」
「大規模な社会改革を目指す」ということです。
戦争の5つの源「原油、天然ガス、パイプライン、水、鉱物」の奪い合いで
戦争が起きていること。
また戦争の現場では、日常生活の中で私たちが出している量とは
比較出来ない程のCO2が排出されていること。
その戦争を避けるためには、自然エネルギーにシフトしていくことが必要なこと。
そして現在の軍事費を、その費用に当てれば充分可能なこと。
私は、戦争反対の気持ちがさらに強いものになりました。
CO2排出源として6割を占める「産業」と、「電気」に
働きかける事ができれば、大きな成果があげられること。
市民一人一人の努力も大切だけど、企業への働きかけも
欠かす事が出来ない事を再認識しました。
これからは、エネルギー自給を目指す社会改革が必要だと思いました。
最後に優さんが「評論家が100人いてもなんの役にもたたない。動く人が必要なんだ」
「何か少しでもいいから始めること。My箸、レジ袋等実は何の役にも立たない。
だけど何か動き始めることが大事!そこから次が見えてくる....」
正に私たちの会のことだと思いました。「これでいいんだ」とすごく気が楽になったのと、
これからのことみんなで話したくなりました。
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