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森村学園初等部1か月間の生ごみ投入とまとめの授業 [学校での取り組み]

☆☆☆ 森村学園初等部5年菊組生ごみリサイクル取組 その後
     
「1か月間の生ごみ投入 と まとめの授業」        
                          2012/10/25  e2k記 ☆☆☆
 

Bw.jpg 9
26日から始まった森村学園5年生のその後の様子です。103日サポート①でさばの頭を入れたのは前回のブログで報告したとおりで、その後の様子を 以下にまとめました

105():H先生より>
 さて、野菜ばかりではなく持ってきていただいたものを入れたことによって、温度が上がって来たようです。来ていただいた次の日、木曜日、「土、温かいよ!みんなさわってごらん!」と更に興味を示していました。また、鯖の頭が半分くらい形が崩れていたのを発見して、驚いていました。今日は、遠足だったので生ごみを投入する活動ができませんでした。ですから、今日から8日まで4日間投入なしです。

109():H先生より>
 3連休明け、今日は生ごみを持ってくる子が少なかったです。定着していないのかなあ。

1011()サポート②:Fさんより>
 
ちょっと早めの時間帯の訪問でしたが、結構生徒も登校してきていて 中には既に箱の中をかき混ぜている生徒さんもいました。 暫くお休みがあったということで数日生ごみが入らなかったようですが、それでも記録してくれている表を見ると、少しずつ投入する量も増えてきていましたし ほとんどのグループで温度も少しずつ上がっているのが分かりました。 今日は沢山の生ごみを持ってきて入れてくれましたから 明日あさってはかなり暖かくなるのではないでしょうか。 ある一つのグループでは白カビが見られましたね。

 今回は数日にわたってお家で生ごみを保管しなくてはいけなかった為、冷凍庫に保管し、そのまま凍ったままの状態で持参してくれた生徒さんがいました。 台所が臭いに包まれないようにとの工夫をされているんだと感心しました。 投入の際に一生懸命ほぐそうとしていましたので、そのまま中に入れておけばいいのよと言い、後で生徒さんみんなの前で 保管の知恵としてアドバイスしました。 

Ba.jpgBb.jpg

前回入れた大きなサバの頭は、探さなければ分からないほどに随分小さくなっていました。 
今回またサバの頭や魚の骨を違うグループに入れましたので、次回の様子が楽しみです。

 面白いのは生ゴミの投入の際に、生徒さんが何かしらつぶやいたり感想を言ってくれる事です。 昨日何を食べた、とか ミカンの皮をもってきてくれた生徒さんは お家でミカン農園をやっていらっしゃるとかで、ミカンが安くて困るんだとお家の方が言っていらしたとか、ハサミで生ごみを刻みながら話してくれる姿はとても可愛いです。
今日は校長先生もお出で下さり恐縮しました。 先生の取り組みに理解と興味をお持ち下さっていらっしゃるようでした。

1012():H先生より>
 今朝、いつもより温度が高く温かくて、子どもたちは感動していました。来週、残菜等入れるようにして見ます。

1017():当会から家庭へのお手紙「生ごみ沢山持たせて!」をお願いする>

1018()サポート③:Fさんより>

賞味期限切れトリミングs.jpg 
開始から3週間に入れた生ごみの量が少ないので、使える堆肥にするためにはもう少し生ごみを入れたいと考え、スーパーやコンビニやラーメン屋さんに依頼して受け取ったのが、教室まで運び切れないほどの「賞味期限切れパック詰め食品や、だしを取った後の残り物、その他野菜の数々」でした。それらが教室の前にずらりと並べられ、生徒さん達も驚いていました。 そして興味のあるものをそれぞれに選びながら段ボール内に投入していました。

 今日気が付いたのは、積極的に前に出てきて手伝ったり、せっせとハサミを動かしたりしている生徒さんが 大体いつも同じ顔ぶれだという事です。 多分乗り物の時間の都合で、登校時間に大きなばらつきがある為、参加できるできないが生じてしまうのだと思います。ですから折角沢山の生ごみを広げて見せてあげたと思っていても、実際は半数位の生徒さんしか見ていないのかも知れません。 授業前の短時間の中で行う事ですので致し方ありませんね。

Bd.jpgBe.jpg  でもそれぞれのグループに本日相当の量が入ったのは 誰の目にも明らかで、明日あさっての状態がどう変化するか楽しみであり、良く観察して何かしらの変化を感じて欲しいと思います。 


 私はいつも生徒さん達との会話が楽しみなのですが、今日は蛆虫の話が出て どう対処したのか聞いてみると、なんとハサミで半分に切断したとの大胆な返事が返ってきました。 その他家族と生ごみの話をした生徒さんもいれば、特に何も話題にもならないなど色々でした。

1019():H先生より>

Bf.jpg 今朝、我が教室の廊下側の窓ガラスだけに一面、水滴がついていました。ダンボールを触ると、案の定、水っぽくなっていて、開けると、内側に水滴がたくさんついていました。また、かき混ぜると、湯気が立っていました。白い菌糸はあまりありませんでしたが。温度は60度を超えました。

 やっと、あったかいという感激を味わいました。コンビニ弁当のお蔭です。昨日のアジのフライは、跡形もなくなっていました。野菜くずはまだ残っていましたが。
 
子どもたちの反応は、興味を示していた子は「ホントだあ。」と感激していました。しかし、まだ、汚いなあと思っている子は、積極的に参加できていませんが・・・。   湯気が出ているダンボールの写真です。


1025():子供たち40人とH先生と当会3人でまとめの授業を行いました>

・最後の生ごみ投入
最後の投入トリミング2s.jpg最後の投入トリミングs.jpgBi.jpg

 この1か月間の5班の投入量を比べたら、最高班24㎏、1番少ない班は10㎏投入でした。

Bj.jpgBk.jpgBl.jpg

<子供たちの感想など>

・今日は臭かった(生ごみの量が多い上に湯気が立ち込めていた為)、
でもとても暖かかった。
・最初は段ボールの変化がなかったが、今はパンパン。
臭いけど、そんなに気にならない
・段ボールから湯気が出た時、教室のガラスの窓が曇った。
・みんな気持ち悪いと言うけれど、私はそんなふうに思わない。

Bn.jpg<何にたい肥を使いたいか?>  

・野菜作りがいいと思う。 食べるものを育てるのがいい。
・園芸委員が花を育てるのに使うのはどう? (先生の提案)

⇒結果、お花より野菜作りに使いたいという生徒さんが多かった。


<明日からの熟成方法を説明し
まとめの授業は終わりました。>

Bo.jpgその後、1班が生ごみ投入合計10㎏弱とダントツ少なかったので、天地返ししながら 7.3㎏もの生ごみを追加し、箱の中に戻すと、あふれんばかりでした。

2班から5班も私達3人で天地返しし アツアツふかふかにして、新しい箱にもどしました。子どもたちと一緒にられなかったのが、残念ですが、廊下には生き返ったダンボールが5個並んでさっぱり! ひとまず写真だけでも見てね!

Bp.jpgBq.jpgBr.jpg

Bt.jpgBu.jpgBv.jpg

 中から新しい基材が出てきて、生き返りました。

<翌日H先生より>


 教室の中に入れて、ドアを締め切って帰宅しました。一晩たって、においは教室の外
まで漂っていました。ダンボールをベランダに出して換気をしましたが、ベランダからにおいが入ってきてしまいます。アメリカミズアブがやってきてしまいましたが、非常口の踊り場に移し、においに耐えられない先生に文句を言われないように対応しました。  <入試中に実に冷汗ものでしたね!>


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