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八王子市弐分方小学校でのダンボールコンポスト取組 [学校での取り組み]

★★ 八王子市 弐分方小学校でのダンボールコンポスト授業 見学記 ★★
                              M.M記
  実施日:2013年5月25日(土)取組開始授業 講師:たいらさん
  場所:弐分方小学校
  参加者:4年生全員(授業参観日:1日ごみの関連授業です)

 八王子市では、生ごみの削減を目ざし、ダンボールコンポストの講習会の開催や各種イベント会場での市民向けアピールに力を入れています。今回、市内で初めての小学校試みとして、弐分方小学校でダンボールコンポストを取り組むことになりました。

 まず、1時間目は4年生全員がパワポによる絵本の読み聞かせで、ごみについて学びました。2時間目以降は各クラス交代で、校庭でのごみ収集車を囲み、ごみ分別体験をする授業とダンボールで生ごみの堆肥化を学ぶ授業を45分間づつ受けました。
講師は福岡から循環生活研究所のたいらさんが駆けつけ、授業を行いました。子どもたちにとって『生ごみの堆肥化って?』どんなものか、パワポを使って解りやすく、楽しくすすめられました。
 

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環境の会でも、ここ2~3年横浜や川崎市内の小学校で取り組みましたが、まだまだ試行錯誤の段階です。循生研の小学生向き授業を見学させて頂き、「受身ではない授業で、子どもたちの興味を引き出すのには、こんなやり方があるのか・・・!」と感心させられながら、私たちにとって、とてもよい勉強になりました。
子どもたちからでた最初の生ごみに対する思いは「臭い、汚い、べたべた、ぐちょぐちょ」というマイナスイメージばかりでしたが、微生物によって分解されて、目に見えなくなり、やがて堆肥にかわることが体験できれば貴重な思い出として子どもたちの心に残るのではと思いました。

 
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 ★その後:6月11日取り組みの様子を知るためダンボールだけ見学に行きました。
 端から見ていくと、
どの箱も 「混ぜられな~い!」と言った感じで大きな生ごみが上の方にごろごろとありました。
シャベルが大きすぎてかき混ぜにくかったようなので、交換することにして、「生ごみは小さくね!」と 伝えました。

 ★7月10日(水) 振り返りの授業 講師:永田さん 

1)取り組みを振り返り やったこと、わかったこと、驚いたことなど出し合い
質問は?に対して「微生物ってどうやって入ってくるの?」など...

2)みんなのダンボールからA,B2つを選んで 1分ずつ観察し、
Aはこう、Bはこう と比較してもらいました。
比較した表を基に 予想して つなげてみました。

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3)感想「家の生ごみが減ってよかった」「生ごみをちぎったら減ってきてうれしかった。」「トウモロコシの棒が小さくなった」など 時間が足りないくらい色々な思いが出てきました。

4)熟成の重要性を伝えて これからすることを確認して 振り返り授業を終えました。
みんな 生ごみが大好きになったようで、にこにこ笑顔で教室を後にしていました。

 ★夏休み前まで生ごみ投入し、夏休み中はお当番が熟成させ、9月で熟成完了。
 ★9月に堆肥として使う予定


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