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百合丘小学校 5年生まとめの授業 [学校での取り組み]

☆☆☆ 川崎市立百合丘小学校 5年生まとめの授業 
         
      2012.12.18.  Y.K ☆☆☆

3組1時限目、2組2時限目、1組3時限目に、総合科「地球を守るエコへの関心」の一環の実践編「ダンボールコンポストの取組み」のまとめの授業をメンバー5人で行ないました。

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11月13日のスタート授業から約一ヶ月、各クラスで4,5人ずつ7グループに分れ、毎日、家庭から持参した生ごみの量を計測し、担当するダンボールコンポストに投入し続けることで、生ごみの削減・堆肥化にチャレンジしてきました。

この取組みで、地球温暖化対策のCO2削減がどれだけできたか、また、ごみとして燃やさずに微生物によって資源化できることなどに気付き、確認する「まとめの授業」です。

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私たちの会では、概ね一週間に一度、1時限目の授業開始前の8時頃にダンボールコンポストのメンテナンスに行き、子どもたちと一緒に基材を混ぜたり、天地返しを行なうことにしています。

毎回メンテナンス後に、ひとことメモを残しますが「メンテナンスありがとうございます。」などの子どもたちからお返事のメモがおいてあることは、とても嬉しい一コマでした。


 


 まとめの授業では、グループごとに一ヶ月に投入した総重量とこの間の作業の感想を発表し、クラスの総重量からベッタ係数を使ってCO2の削減量を計算しました。

「最初は生ごみが臭くて、きもくて(気持ち悪くて)、嫌だったけど、白カビがはえるまでは・・・と思って混ぜていました。そのうちに、生ごみを入れても増えないことが不思議に思え、だんだん楽しくなりました。」「グループで協力してできて、チームワークが高まりました」「何でも分解できる微生物の働きはすごいと思いました。」という素直な感想が多くありました。

B5.jpgB6.jpgもう少し意見交換などで深められれば良かったとの反省もありますが、子どもたちはごみ減量に関心を持てたことや、投入量の多少はあるものの3クラスとも平均約50kgのCO2が削減でき、先生たちやご家庭の協力で貴重な体験ができたのではないでしょうか。

  

 また、グループごとにグラフ化した、毎日の投入量と温度の関係も発表し、考察したところ、国語の授業ではグラフや表を読み取る勉強中なので、とても役にたちました。との先生からのご意見もいただきました。

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 そして、先生が子どもたちに向けたまとめの言葉、「みなさんが一ヶ月間がんばったから、これだけのCO2が削減できたわけです。何もしなかったら、そのままです。エコとは何かを知る体験ができて本当に良かったです。 これからも、自分たちでできるエコは何かを考え、行動しながら生活していきましょう」は感慨深いものでした。

先生、保護者のみなさま、本当にご協力ありがとうございました。

 


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