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小倉小「ダンボールコンポスト小倉環境エコプロジェクト」 [学校での取り組み]

★★小倉小「ダンボールコンポスト小倉環境エコプロジェクト」報告★★
K.K.記

2018年度11月4日から冬休みを挟んで1月7日までのダンボールコンポスト取組の様子をまとめました。
事前打合:2018/11/13(火)16:30~
 11/11電話依頼により船木先生とメンバー2人で打ち合わせ、昨年は5年生全員で取り組みましたが、今年度は選択制で5年生4クラスから希望者を募り、各クラスで1個のダンボールを実施することになりました。生ごみは給食の残りを昼休みに投入し、他のクラスを回ったり、調理屑を補充する、2回の授業は船木先生が行い、当会は教材提供とサポートという形態をとることになりました。


 スタート授業11/14(水)13:15~14:00(5時限目45分授業)於1F理科室
 1組4人、2組3人、3組5人、4組12人の選択児童24名、サポーターは当会と、新川崎ふるさとづくりの会1人の3人。生ごみはバケツにそれぞれ給食の残飯を集めて集合したが、3組はほとんど残飯がなく、他の組からきなこパンをもらい、1組687g、2組1096g、3組335g、4組506gでスタート。
 船木先生が予めダンボールコンポストについて調べるように指導され、授業のやりとりも「微生物が分解」「基材は普通の土でもいい?」「ダンボールの大きさは何でもいい?」「家から生ごみもってきていい?」など積極的な質問や発言がありました。先生が主体的に授業を進め環境の会はサポートに徹するという初めての取り組みとなりました。
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サポート第1回11/20(火) 12:45~13:35 於ピロティ DSC02030ss.jpg
サポート第2回11/27(火)12:45~13:35 於ピロティ 
サポート第3回12/4(火)12:45~13:35 於ピロティ 
DSC02322ss.jpg 給食のパンがころころしていたり、調理屑の野菜などを皆で一生懸命切る、記録するなどがんばって取り組んでいる姿勢が。大きなビニール袋に空けて暖かさを感じ、箱に戻して生き返らせ、天地返しを体験しました。



まとめの授業:12/11(火)13:35~14:20 (5時限目45分)於1F理科室
 児童27名(他のテーマと兼ねた3人が増えた)
4箱合わせて生ごみ88㎏。Co2削減を換算係数0.35(ベッタ係数)で算出すると31㎏-CO₂
杉の木にして約2本との結果になりました。「ベッタ係数って何ですか。」と授業後に質問に来た児童がいました。
 サポーターが2箱選びAB比較、違いを先生のリードで答えさせ、サポーターが考察を「どちらも分解の過程で違っているが、良い堆肥になる」と補足説明しました。
 分解を助ける3要素、微生物の働き、今後の作業など先生が説明しました。
児童からたくさんの質問があり、微生物についてはめいめい調べてとお願いしました。
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 「温度はなぜ上下するのか?」「湯気はなぜ出るのか」について「微生物は酸素、水分、栄養などの環境が整うと、増えてその呼吸熱で温度が上がること、微生物は寿命が短く、条件が揃わないとどんどん減っていき温度も下がることなどを後日コメントしました。
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熟成中サポート第4回 12/18(火) 12:45~13:35 
第5回1/7(月) 最終サポートと終了の挨拶
DSC02323ss.jpg 堆肥が下に沈み込んで堅くなった残渣をハサミで砕きました。冬休み明けの初日も児童と一緒に天地返し、水入れ、砕く作業をしました。先生とサポーター3人から児童へメッセージ:最初の基材と見比べて、こんなに黒々変化したのは、みんなが沢山頑張ったから!給食残渣だけでなく、いつか家庭の生ごみにもチャレンジしてみてください。この貴重な体験をさせてくれた先生に感謝です。頑張ったみんなにも拍手をね。

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